海外のギャルゲーをやってみたら、心臓に悪すぎた件
というわけで、今回は、以下の海外の無料ギャルゲー「Doki Doki Literature Club」をやってみたら、冗談抜きで怖すぎて、みんなにも同じ経験を味わって欲しいっていうお話。
まず、先に言うと、このゲームは無料。何と無料!!(大事なことは2回言う定番ネタである)
やり方もめちゃくちゃ簡単で、Steamっていう海外のゲームサイトに無料でアカウントを作るだけ。そうしたら、無料でダウンロードできる。
そして、この作品、もうめちゃくちゃ口コミの評価が高い。上記のsteamにはゲームのレビューも載っているんだけど、4万近いレビューが集まって97%が「好評」と評価しているのである。
あと、プレイ時間も5時間ぐらいで終わる。
無料で手軽にできて、高評価。
もうやるしかない。
これだけでやる気になった人は、もうこれ以降の文章を読まずに、今すぐ下のURLからゲームを始めてほしい。このゲームに関しては、情報量が少ない状態であればあるほど、プレイした時に極上のホラーを味わえる。
ただ、やっぱり、上記だけではまだやる気にならない人も多いと思う。
そういう人のために、これから僕が作品紹介をしてやる気になってもらうのである。
ということで、ここからは僕がネタバレのギリギリのラインを攻めつつ作品の面白さを紹介していく。予防線になるけど、ネタバレを知っても楽しめるゲームなので、ネタバレに敏感にならないで欲しい。
ネタバレを気にしない人だけ、スクロールして欲しい。引き返すなら、今だけ・・・
ではでは、オタクのゲーム紹介の始まり、始まり~。
まずはこのゲームを始めようとすると、びっくりの注意がある。
「お子様や精神的に不安定な方には向いていません」
これを聞いて、「またまた~w 予防線を張っているんでしょww」と思うかもしれない。
ただこの作品は・・・ガチである。
むしろ、こんなのは甘い注意で、「プレイすれば必ず精神を乱されますが、開発者は一切の責任を負いません」ぐらい言ってもいい。
では、どんなゲームなのか。簡単に言うと、帰宅部のオタク高校生が文学部に入り、下の画像の女の子たちとイチャイチャする話。ヒロインも左から、幼馴染で元気少女のサヨリ・文学少女で落ち着いたユリ・クラスのリーダー少女モニカ・ツンデレ少女のナツキ。テンプレのようなヒロイン達である。
「あれ?何も怖い要素がないし、ただのギャルゲーじゃん!!!」
そう思ったかもしれない。実際、最初の1時間ぐらいは何の変哲もないギャルゲーである。
ただ、そう思ったオタクを恐怖のどん底に陥れるのである。
ここで、この記事を読んでいる人に聞いてみたいけど、「2次元で好きなキャラは誰??何人ぐらい思いつく???」。
たぶん、最低でも2人は思いつかないだろうか。
僕なら、きんモザの小路綾ちゃんやこの美術部の宇佐美みずきちゃんを即答するし、もっと出てくる。例えば、アニメに限っても、「前のクールで好きな子がいたけど、今期では別の子が好き~w」なんて日常茶飯事である。僕なんて、前期ではアホガールの隅野さやかちゃんが好きだったが、今期はjust because の小宮ちゃんしゅきしゅきオタクとなっている。
つまりは、2次元でただ1人のヒロインだけを好きになる人は少ないはずである。
でも、ここでよく考えてほしい。
3次元である僕らは何人も好きなヒロインを選べる。
ただ、2次元のヒロインの方はどうであろうか??
ギャルゲーの場合、ヒロインが好きになるのは目の前にいる僕ら、つまりはプレイヤーのただ1人である。
プレイヤーは複数のヒロインから1人のヒロインを選べるのに、ヒロインに選ぶ権利はない。実際、僕らプレイヤーは「なんか、この子可愛いなw」っていう理由で選んだり、「なんか、この子ウザいな・・・」っていう理由で選ぶのをやめる。
ここまで聞いて、あなたは「いや、当然でしょ。だって、ただのゲームじゃんw」
と思うかもしれない。
その通りである。
ただ、この「Doki Doki Literature Club」は、プレイヤーがヒロインを気軽に、そして、無責任に選ぶことに対して""鉄槌""を下して取り返しのつかない惨劇をお見舞いするのである。
そして、惨劇を目撃した時、プレイヤーはどうするであろうか・・・??
もちろんリセットして、もう一度ゲームをやり直そうとするであろう。
だって、ただのギャルゲーだもの。
ただ、ここから、本当のホラーが始まるのである。この時に先ほどの「取り返しのつかない惨劇」の本当の意味を理解するであろう。
そして、ゲームのヒロインを気軽に選んだプレイヤーに罰を与えるかのように、じわじわと恐怖のどん底に陥れるのだ・・・
どれほどのホラーなのか、これはぜひ、自分の目で確かめて欲しい。
そして、プレイする時に肝に銘じて欲しいことがある。
それは「ヒロインに本気になること。真剣にヒロインを選ぶこと」
絶対に忘れないで欲しい。
あと、「プレイしたらスタッフロールが流れるまでやり遂げること」
そうすれば、ホラーを味わった先に、あなたは世にも綺麗な世界を見ることができるであろう・・・
以上が、みんなにやって欲しい紹介である。
要約すれば「めっちゃ怖いけど絶対に面白いからやって!!!」という一言に終わる。
やっぱり、さっきも書いたけど、ホラーを超えた先には唯一無二の奥深さがあり、それが数多の高評価の要因だと思う。
ぜひ、やってみて欲しい。
最後に、ちょっと注意すると、これは海外のギャルゲーで英語のゲームである。
つまりは、英語が苦手だと正直キツイかもしれない。
ただ、やってみた自分から言うと、高校生レベルの英語ができれば問題はないと思う。
正直、自分もよく分からないシーンはあったが、作品の本質に迫るシーンの英語は易しいし、何より演出が神過ぎて問題はない。怖さはしっかり味わえる。
まあ、日本語版も製作中らしいのでそれを待つのも一手だが、もし、英語が少しでもできるのであれば本当にやって欲しい。極上の経験ができる。
では、オタクによるゲーム紹介の終わり。
最後まで読んでくれた人がいたら本当にありがとう~!!
では、また今度!!!